
弊社は、福祉・保育のAI(及びICT)事業において、東北福祉大学教育学部教育学科准教授の上村裕樹先生をアドバイザーに迎えました。
本取り組みは、学術的知見と民間企業の技術力を融合させることで、福祉・保育現場における新たな価値を創出することを目指しています。
本取り組みは、学術的知見と民間企業の技術力を融合させることで、福祉・保育現場における新たな価値を創出することを目指しています。
上村裕樹先生との連携を通じ、現場で培われた教育・保育分野の専門的な知識と、当社が有する最先端のAI技術やICTソリューションを組み合わせ、安全で安心な福祉・保育環境の実現に向けた研究開発を進めております。現在、保育業務の負担軽減や効率化を目指したAIを活用した開発に着手しており、これにより保育者が子どもたちと向き合う時間を確保しながら、現場の安全性を向上させることを目指しています。
今後も連携を強化し、福祉・保育業界における課題解決に取り組むとともに、現場のニーズに即した実用的な技術の提供を通じて業界全体の発展に寄与してまいります。
東北福祉大学教育学部教育学科准教授の上村裕樹先生の紹介
教育工学や保育学、社会福祉学を専門としており、これまで20年以上にわたって保育者養成に関する教育に携わってきました。
特に、対話的手法を活用した教育方法や教育プログラムの開発、効果的な学習方法の研究に注力して取り組んできた経験がございます。
また、保育現場での伴走型支援に基づくコンサルティング、現任研修、カンファレンスへの積極的な参加を通じて、保育の現場改善に貢献、近年は、保育ICTを活用した保育の質の向上に関わる研究に注力しており、保育記録に関わるシステム開発者として特許も取得しています。
上村裕樹先生の豊富な経験と専門知識を活かし、当社の先進技術と専門知見を融合させて福祉・保育現場の課題解決に貢献してまいります。
対談テーマ:「福祉・保育の未来を切り拓く、AIと人間の融合について」
井上佳則:
上村先生、本日はお忙しい中ありがとうございます。Liberty Data Designとしては、「AIで福祉・保育現場の課題を解決する」という目標に向けて、先生の長年の知見をお借りできることを大変心強く思っています。
上村裕樹:
こちらこそお声がけいただきありがとうございます。
私も保育や介護の現場でAIの力を活用することの重要性を痛感しており、実際に現場で役立つ仕組みを共に作っていけることを楽しみにしています。
井上佳則:
当社では「子ども(利用者)」「保育者(援助者)」「保護者(家族)」の三者がともに幸福を感じられる仕組み作りを目指しています。
業務効率化だけではなく、携わる方々の心の負担を軽減することで一人ひとりが安心して能力を発揮し、主体的で働きがいのある環境づくりをしていきたいと考えてます。上村先生は現場で「個々」を大切にする取り組みはどのように行われているのでしょうか?
上村裕樹:
福祉・保育・保育現場の課題は多岐にわたりますが、特に「負担軽減」と「質の向上」は大きなテーマです。
たとえば、保育士や介護士の記録作業は膨大で、現場のスタッフが子どもや高齢者と接する時間が削られてしまうことがあります。
この記録業務をAI、データを活用した仕組みで効率化しながらも、記録自体が保育や介護の質向上に役立つ形に進化できれば、「負担軽減」と「質の向上」という課題を解決していけるのではないでしょうか。
井上佳則:
おっしゃる通りです。現在当社が開発している仕組みでは、AIを活用して保育や介護の記録を簡素化することに加え、利用者や子どもたちの状態をリアルタイムで把握し、データに基づいた提案やAIで自動化していく仕組みを検討していいます。
上村裕樹:
素晴らしいですね。特にリアルタイムでの状況把握ができれば、先生や保護者の安心に加え、緊急時にも迅速な対応も可能になります。
また、このような仕組みによって施設でのケアにも役立てられるような情報提供ができれば、さらに価値が高まると思います。
井上佳則:
まさにその方向性を目指しています。保育や福祉に携わる方々がAIを通じて適切なケアの仕方を学び、先生と協力できる環境を構築することが保育・福祉全体の質向上につながると考えています。
上村裕樹:
そのためには、利用者目線での使いやすさを徹底的に追求することが重要です。これまでの経験から感じるのは、どんなに高性能な仕組みでも現場に馴染まないと意味をなさないということです。
井上佳則:
その点については先生のご指導を受けながら、現場の声を細かく反映させた開発を進めたいと思っています。
また、導入後も現場での運用をサポートし、伴走する姿勢を貫きたいと考えています。
上村裕樹:
素晴らしい取り組みですね。「現場を中心に考える」という理念を忘れずに進めていけば、AIの力で、新しい保育・福祉の形が実現できると確信しています。これからの取り組みに期待しています。
井上佳則:
ありがとうございます。上村先生と一緒に、未来の保育・福祉を形作っていけることを誇りに思います。引き続きよろしくお願いいたします。
上村裕樹:
こちらこそよろしくお願いします。ともに保育・福祉の未来を切り拓いていきましょう。
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