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防犯カメラの種類や選び方、各施設にはどのカメラが適しているかを徹底解説!

防犯カメラの種類や選び方、各施設にはどのカメラが適しているかを徹底解説!

昨今物騒な事件も多く、安全を確保することや証拠映像の取得することの重要性が高まっています。 そんな中防犯カメラは、住宅や事業所の安全を守り、犯罪を抑止し、活動を監視するために適切な役割を果たすことができます。しかし、防犯カメラには多くの種類があり、どれを使用したら良いのか?わからなくなることもあるのではないでしょうか?設置場所の特性や用途を理解することで、最適なカメラの選択が可能となりますので、それらを分類して解説していきます。

デザインによる防犯カメラの種類

ドーム型カメラ

ドームカメラの最大の魅力は、その目立たない外観であり、景観を損なうことなく空間に溶け込むことができます。さらに、どの方向を撮影しているのか判断しにくい構造が、防犯効果を高めてくれます。
用途例: オフィス、小売店、公共施設など

バレット型(ボックス型)カメラ

バレット型カメラは、長い円筒形の特徴が特徴で、視覚的に「デザイン監視されている」ことを示す効果があります。この視覚的な威圧感は、防犯対策に有効です。防水性・防水性が高いものが多く、屋外設置に適しています。
用途例:駐車場、建物の外周、エントランスの監視など

設置環境による種類

屋外用カメラ

屋外用カメラは、危険な天候条件に耐える設計が特徴です。 IP66以上の防水規格を持つモデルが多く、夜間撮影や広角レンズを搭載したものが一般的です。
用途例: 駐車場、建設現場、物流倉庫、製造業、庭の監視など

屋内用カメラ

屋内用カメラは、デザイン性と機能性を重視しています。ドームカメラなど、小型で目立たないものが多く、室内の監視に最適です。全方位カメラという360度全方位死角の無い状態で撮影できるカメラもあります。
使用例: 住宅、オフィス、店舗など

録画による種類

HDD録画カメラ(オンプレミスカメラ)

HDD録画カメラはデータを会社内の専用サーバーに保存するため、大規模な運用に適しています。 インターネット環境に依存しないため、ネットワークが不安定なエリアでの使用にも向いています。必要です。反面、映像はHDDのある場所での確認が必要なため、不便と感じることもあるかもしれません。

SDカード録画カメラ

SDカード録画カメラは、コストパフォーマンスに優れた録画方法を提供します。取り外し可能なSDカードに映像を保存できるため、小規模な設置に適しています。
用途例: 住宅小規模店舗。

クラウド録画カメラ

クラウド録画カメラは、遠隔からのアクセスとスケーラビリティが特徴です。映像はリモートサーバーに保存されるため、物理的なストレージが不要で、複数拠点の管理に適してい
ます
用途例:全国に拠点を持つ小売店、大規模店舗、サービス業、倉庫業、オフィスなど

ハイブリッドクラウドカメラ

ハイブリッドクラウドとは、カメラ本体のSDカードとクラウドの両方に映像保管ができることをいいます。ネットワークが接続されていなかったとしても、本体に電源が稼働していれば、映像はSDカードに保管されるため、ネットワーク復旧後は映像を確認することが可能です。SDカードだと面倒だけど、クラウドだけだと心配な方におすすめです。

カメラ選びで重視すると良い機能の特徴

ズーム機能

デジタルズーム

:映像の一部を拡大する手法で、コストを抑えた設置に向いています。

光学ズーム

レンズの焦点距離を調整する手法で、画質を担保したままズームが可能です。顔やナンバープレートの特定に最適です。

動体検知カメラ

動きを検知して録画や通知を行う機能を搭載。オーナーが不在の際の監視に効果的です。

顔認証カメラ

顔認証技術を搭載し、データベースと照合して個人を特定できます。高度なセキュリティ管理が必要な場所に適しています。

他ソリューションとの連携が可能か?

カメラだけではなく、施設の入退室管理やインターホンなど、他のソリューションを組み合わせて統合管理できると、施設の安全をスマートに管理できるようになります。検討しているカメラがどこまで展開しているのかも合わせて確認しておくと良いかもしれません。

設置における考慮点

設置台数と設置場所

防犯カメラを設置する前に、その施設には何台必要なのかを検討しましょう。たとえば小売店の場合、「レジの状況が見れるカメラ」「金庫前のやりとりがわかるカメラ」「店舗の入り口や万引きが多い場所がみれるカメラ」などと考慮すると、3台以上は必要であるとわかります。複数台設置する場合、その全てのカメラを購入すると導入段階での費用がかさむため、場合によってはリース等も視野に入れても良いかもしれません。

社内で設置基準が設けられている場合は、それに則って台数を決定し、ない場合は、設置するに至った経緯をもとに台数を検討しましょう。

 撮影範囲

多数防犯カメラがある中で、カメラの画角がどのくらいなのかも、考慮する必要があります。設置したはいいものの、画角に収まらなかったなどでは、せっかくの防犯カメラが台無しとなってしまいます。

図面を参考にシミュレーションをしておくと、必要な台数が見えてきます。AI搭載カメラを購入するのであれば、顔認証できる範囲もシミュレーションできると尚良いです。

カメラのデザイン

室内であれば、景観を問わないドーム型がおすすめです。また、少ないカメラでより広範囲をみたいということであれば、全方位カメラも景観を壊さないカメラとして推奨しています。

電源の必要有無

電源はどこから供給されているか?クラウドカメラの場合、ネットワーク配線はどこから持ってくるかなど、確認することがあります。

最近のクラウドカメラは、電池式やソーラータイプなど無線で接続できるカメラもあります。設置場所に電源確保が難しい場合はそのようなカメラを検討すると良いかもしれません。より安定したネットワークを構築するには有線で接続することをおすすめします。

コストとメンテナンス

カメラの費用

ハードウェアの機能、設置費用、クラウドサービスのサブスクリプションなど、コストに影響を考慮して検討しましょう。予算に応じてレンタルやリースも選択肢に入れて検討しましょう。

メンテナンスのポイント

カメラのレンズの清掃やソフトウェア更新を定期的に行うことで、最適な性能を維持できます。技術的な問題を防ぐため、定期的な点検が推奨されます。

HDD録画カメラはインターネットに接続されていない場合が多いため、ソフトウェアのバグ修正やアップデートを行う際には手動で対応する必要があります。一方、クラウドカメラはインターネット経由で自動更新を設定することが可能なため、これらの作業を大幅に簡略化できる点が大きなメリットとなり得ます。

最適なカメラの選び方

防犯カメラの選択は、それぞれ必要な要件に依存します。住宅には動体監視機能を備えた目立たないカメラが適しており、企業にはクラウド録画機能を持つ防犯カメラが広い範囲をカバーしつつ遠隔でもアクセスすることができておすすめです。

弊社で提供しているVerkadaの製品は、企業の様々な課題にマッチするカメラで、施設をスマートに管理したい方には、カメラ以外の同社ソリューションと合わせてご提案ができます。以下でVerkadaのカメラをご紹介します。

Verkadaのカメラの優位性

Verkadaのカメラは、上記で掲げた選択肢の最適解をとったカメラであることがわかります。

カメラ種類

ドームカメラ型、バレット型のほか、全方位カメラ、PTZ(パン・チルト・ズーム)カメラなどがあります

録画方法

ハイブリッドクラウド(30〜365日間本体内蔵SDカードとクラウドに映像保管)

カメラ機能

ズーム機能、動体検知(混雑/徘徊検知)、AI顔認証、ヒートマップ機能など、多岐に渡る機能を兼ね備えており、防犯だけでなくマーケティングとしても活用できます。

Verkadaのカメラの種類

CD(屋内外用ドーム型)シリーズ

Verkadaカメラの機能を全て網羅したカメラです(CD機器の種類によります)。シリーズの中でもズーム機能や、カメラ解像度などによって種類がありますので、設置施設に合わせて選択いただくのを推奨します。

CM(屋内用ドーム型)シリーズ

CDシリーズの屋内限定に似たドーム型カメラで、より目立たない形での設置を可能にします。解像度は5MP(メガピクセル)で、標準的なカメラよりも良い解像度で映像をみていただけます。
サイネージや機械などに埋め込めるカメラの種類もあります。

CF(全方位型)シリーズ

360度全方位を撮影できるカメラです。少ない台数でより死角なく確認するにはおすすめです。カメラ内には魚眼レンズカメラが内蔵されており、映像はPTZ、パノラマ、4分割で映像が確認でき、一つ一つのカメラの画角の調整も可能です。

CB(バレット型)シリーズ

屋内外どちらでもご利用いただけるカメラです。Verkadaのバレット型カメラはデザイン性を保ちつつ存在感を示すことができます。また、車両ナンバーフィルタリング機能を兼ね備えており、物流倉庫の車庫や、駐車場などに最適です。

まとめ

防犯カメラは、安全と安心を確保するための重要なツールです。その種類や特徴を理解することで、自分のニーズに最適なカメラを選択することが可能です。住宅からオフィス、大規模な運用まで、あらゆるニーズに対応する防犯カメラが存在します。

Liberty Data Design株式会社では、Verkadaカメラを提供しており、カメラの様々な検討要素の”ちょうど良い”を撮ったカメラであるといえます。

ぜひ、防犯カメラの設置やリプレースをご検討の方は一度弊社までお問い合わせください。

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